「やさしすぎる」せいで、ちょっぴりしんどい思いをすることがある──という人いませんか?

empathy

先日、ある方からリクエストをいただいて、
オーダーメイドのワークショップを開催しました。

題して『やさしすぎる人たちがもっと‘ラク~’になれる
ちょっとしたレッスン』。

たとえば、以下に挙げるうちのいくつかに自覚がある、
という人はいないでしょうか?

・共感能力が高すぎて、他人といっしょに落ち込んだり、
悩んだりしちゃう人

・他人といっしょに過ごした後、ぐったり疲れたり、
調子を崩したりしやすい人

・人に対して気をつかいすぎて、
ついついホンネを押し殺しちゃう人

・うまくいっていない人がいると、
必要以上に何とかしてあげたいと思う人

・人から依存されやすい人

・人の目や、他人からの評価がすごーく気になっちゃう人

・なんだか、いつも自分ばっかり貧乏クジを
引いてるなって思ってる人

……

共感能力が高いというのは、
ある程度は先天的なものらしいです。

HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)という
言葉を聞いたことがあるでしょうか?

一言でいえば「とっても敏感な人」。
15-20%くらいの人がそうだとされます。
スピリチュアルに関心を持っている人にはとくに多いですよね。

HSP=共感能力というわけではありませんが、
遺伝的に脳の機能に特色があるとされます。

それに加えて、現代のように
変化や刺激の大きい環境の中では、
自分の身を守るため
(あるいは自分を犠牲にして大事な人たちを守るため)に
この機能がONになりやすいとも言われます。

でも、HSP(とっても敏感な人)たちが
みんな上記にあげたようなことで悩んでいるとは限りません。

要は、もともとの体質に加えて、
両親から受けた刷り込みだとか、
無意識の思い込みだとか、
ご自分の人生で経験した痛みや恥をともなう経験だとかが絡んで、
ある種の「クセ」がついちゃっているんです。

その「クセ」とは、大きくいってつぎの3つです。

1.相手、周囲の人が何を感じ、何を考えているか察しようとする
2.察したことに同調する
3.同調したことに対して、自分が何かしなければいけないと思う

つまり、はじめに掲げたようなさまざまな「しんどさ」というのは、
「体質+3つのクセ」の産物なんです。

念のため申し上げておくと、
ひとつひとつは「よいこと」なんです。

共感能力も敏感さも、
周囲を察することも、同調してあげられることも、
それに対して何かをしてあげることも。

だいじなことは、それを適切に使うということです。

クセで使っちゃっていると、
場合によってはそれが適切でなくて、
その結果、しんどい思いをすることになるんです。

どんなクセでも治すことはできるけれど、
でもちょっと根気がいります。

さらに、そのクセに
両親から受けた刷り込みだとか、
無意識の思い込みだとか、
ご自分の人生で経験した痛みや恥をともなう経験だとかが
絡んでいる場合は、ちょっと深いアプローチが
必要となることも多いでしょう。

ほんとうであれば、ぼくの「ライフコーチング」か
あるいは「ヒプノコーチング」をお受けいただきたいんだけど、
まずはこの問題について知っておいていただきたいことを解説し、
そして自分ひとりでもできるワークを実習する
──というのが、先にあげたワークショップ
『やさしすぎる人たちがもっと‘ラク~’になれるちょっとしたレッスン』
です。

とくにこのテーマは、遺伝と両親のしつけが絡んでいるので、
親子関係に課題がある場合も少なくありません。
(自分と親/自分と子)

このテーマに取り組むことは、結果的に親子関係の癒しと改善にも
つながることでしょう。

今回は、たまたまリクエストをいただいて
クローズドで開催をしたワークショップでしたが、
たぶん似たような自覚をお持ちの方も少なくないと思います。

せっかくプログラムを作ったので、
もしご希望くださる方が何人かいるようであれば、
あらためて開催をしてもいいかなと思っています。

ご関心のある方は、お問合せのコーナーより
「プログラムに関心あり」とご一報いただけると幸いです。

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現時点で開催が決定しているのは、つぎのとおりです。

■4月18日(火)13:00-16:00

■心身障害者センター 会議室(東急東横線 都立大学)

■4月20日(木)13:00-16:00

■緑が丘文化会館 第5研修室(東急東横線・田園都市線 自由が丘)

■4月28日(金)10:00-13:00

■心身障害者センター 会議室(東急東横線 都立大学)

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■8,000円

※全日とも、ほぼ同じ内容を予定しています。

⇒ その他の日程、あるいは地方での開催をご希望の方は相談に乗りますのでご一報ください。
お問い合わせ等も、こちらからご用命ください。

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