以前、ある方から「小さい頃、親から『悪いことをすると、地獄に行く』と聞かされて育ったので、いまだにものごとの良い悪いが気になるし、万一自分が間違ったことをしていたらどうしようという、ある種の恐怖感がある」というお話を伺ったことがあります。
現代の日本人で、はっきりと「地獄」を信じている人は多くはないかもしれません。
でも、学校時代は「悪いことをすると、先生に叱られる」、社会人になってからは「上司や会社に怒られる」、あるいは「みんなから責められる」という形で、「自分が悪いことをすると、罰を受けることになる」という感覚を持っている人は少なくないのではないでしょうか。
でも、「良い悪いの基準」も「処罰」も動物にはないんです。
つまり、人間特有のものだということだとみなしてよいでしょう。
ということは、それは自然の摂理とは異なるはずです。
ただし、恐怖というのは刷り込まれてしまうと条件反射的に作用してしまうので、かんたんには外れなくなってしまいます。
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話は少し飛びますが、今月の月例会=トーク&ワークでは『宇宙人のハナシ』をやっています。
宇宙人なんて胡散臭いと思っている人もいるでしょうが、そういう人は一種の「神話」として理解していただくとよいかと思います。
それが事実かどうかは置いておいて、そこで語られていることのなかに、文化や人々の深層に響く何かがあるんです。
──多くの文化で「神」と崇められたのは宇宙人だった。
そして、ある種の宇宙人は、地球人を支配するために、罪悪感と処罰恐怖の感情を人間に埋め込んだ……。
その後、宇宙人たちは立ち去ったけれど、その感覚はいまだに多くの人のうちに残り、時の支配者たちは人々をコントロールするために、これを利用してきた……。
世界中で少なからぬ人が、そのような話に「何か」を感じているようです。
⇒月例会=トーク&ワーク 『宇宙人のハナシ』のご案内は、こちらをご覧ください。
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以前、『オメガ(卑屈)ファクターの除去』について話をしましたが、それとある程度重なる話かもしれません。
ぼくは、このところずっと「自由になる」というテーマを掲げています。
人は「物語」を生きています。
ほとんどの人は「かつて〇〇をしたから、いま△△だ。そして、いま△△をしたら、将来××になる」というような人生の「物語」をもっています。
人生の「物語」が否定的だと、幸福感は得にくいものです。
そこで、肯定的な「物語」を描こうとする道もあるのですが、
ぼく自身は、「物語」から自由に生きる道を目指したいと思っています。
それについては、ワークショップ『意識のめざめ』にいらしていただければ、幸いです。
ただ、肯定的な「物語」を描こうとするにせよ、「物語」から自由になることを目指すにせよ、古くて役に立たない物語からは卒業した方がいいです。
ただし、先ほども書きましたが、意識の深いところに刷り込まれちゃっているから、顕在意識だけではずすことはむずかしいと思います。
『オメガ(卑屈)ファクターの除去』もそうでしたが、今回のテーマについても、催眠とエネルギワークをあわせてアプローチをします。
※期間限定につき終了をしました。