オメガ(卑屈)ファクターの除去

●他人に対して、必要以上に遠慮や謙遜をし過ぎてしまう……。

●人と比べると、自分が取るに足りない人間のような感じがして、気後れしてしまう……。

●みんなのなかで目立ってしまうくらいなら、少々しっくりしない気持ちを抱えながらも、「その他大勢」でいるほうが気が楽だ……。

●ほんとうは「No!」と言うべきだったのに、勇気がなくて、それが言えなかった……。

──自分の中にそんな傾向があると感じたことはないでしょうか?

 

日本人だとか、女性に多いように思うかもしれませんが、どうやらこれは人類に普遍的なものらしいです。

何十年かにいちどは、突出した人間やグループがあらわれて、人々の熱狂的な崇拝を集めるという現象があります。

有名なところでは、イエス・キリストだったり、アドルフ・ヒトラーだったり、ザ・ビートルズだったり……。

崇拝する人たちは、判断を停止して、すべてを差し出します。

 

あるいは、大学の実験に協力するという名目で、他人に電気ショックを与えるという、「服従実験」という有名な実験がありました。

その実験では、じつは「教授」も「電気ショックを受ける人間」も‘ヤラセ’で、「協力者」がどこまで教授の指示に忠実に、他人に電気ショックを与えるかということをテストしたのです。

すると、多くの人は相手が「これ以上は電気ショックに耐えきれないからやめてくれ」と泣き叫んでも、最後まで指示に忠実に電気ショックを与えつづけた、というそれこそショッキングな結果となったのです。

もしかしたら、「よい人」ほどその傾向が強いかもしれません。

 

そんな「よい人」には申し訳ないのですが、そうした傾向にある人のことを口汚く侮蔑して「イヌ」と呼んだりすることがあります。

ご主人さまに対して尻尾を振ってついていく様子を喩えて、そのように言うわけです。

犬好きの方にとっても、不快な表現かもしれませんね。
ごめんなさい。

 

ちなみに、イヌはオオカミの子孫だと言われています。

「オオカミ」という動物は相当にワイルドで、かんたんには他の動物に屈したりはしないということもご存知でしょう。

なぜ、オオカミのようなワイルドな動物から、イヌのような従順な動物が生まれたのか?

それを理解するためには、オオカミの生態を知っておく必要があります。

オオカミは群れで生活をする生き物です。

群れで生活をする生き物には、ほぼすべてボスが存在します。

生物学の用語では「アルファ」と呼ばれます。

エサを求めてどちらに進むかを決めたり、群れの中でいさかいがあったとき、それを仲裁したりするリーダーなので、単にケンカが強いというだけでなく、みんなからの信望がないと務まらないとされます。

単にケンカが強いというタイプは、むしろ「ベータ」と言われ、エサやあるいは外敵との闘いにおいて先頭に立つ、切り込み隊長のような役割を担います。

「アルファ」は1頭だけですが、通常のオオカミの群れには「ベータ」は2-3頭いるそうです。

そのようにして、ギリシャ・アルファベットの順に序列があるのですが、その他大勢の者たちを総称して「シグマ」と呼んだりします。

でも、シグマのなかでもちゃんと序列があり、エサを食べる順番だとか、居心地の良い寝場所を確保する順番だとかは、序列にしたがって決まっていくわけです。

で、いちばん下っ端を「オメガ」といいます。

 

オオカミたちは、つねに序列にしたがう必要があるので、ふだんから小まめにおたがいの優位劣位を確認しあっています。

たいていの場合は、目が合ったりしたとき、自分が劣位だと認めた側が服従の態度を示すことによって、お互いに確認をするようです。

ちなみに、オオカミの群れにおいては、遊びは優位にある者が劣位にある者を誘うものとされます。

劣位にある者は、自分から誘うことはできないし、優位にある者からの誘いを断ることもできないそうです。

そのため、優位にある者は、何か面白くないことがあると劣位のものにつっかかってストレスを発散することがしばしばあり、結果的にオメガは、いわゆる「いじめられっこ」状態になることも少なくないようです。

人間社会でも、イジメはよくないというけれど、これだけあちこちで頻発しているということは、生物としての本能に根ざしていて、型通りの道徳の授業くらいで解決するような問題ではないのかもしれません。

 

さて、オオカミのオメガですが、たとえ最下位であっても、その群れに属しているかぎりエサにありつけるのなら、ガマンもするでしょう。

でも、優位のものから順番にエサを食べて、自分のところまでエサが回ってこなかったら、その群れの中にいる意味はないわけです。

そうなると群れを飛び出します。

でも、単独で狩りをするのはかんたんではないし、オメガになるくらいだから、もともと好戦的なタイプではない。

そこで、ご主人さまの前で「いい子にしている」ことによってエサにありつくという戦略を発達させていった──どうやらそれが「イヌ」になっていったらしいです。

つまり、イヌというのはオオカミのなかでオメガであった者たちの子孫だということになり、そこには遺伝的に正の選択があったものと推測されます。

さて、冒頭、口の悪い言い方をしてしまいましたが、ぼくたち人間のなかにある「イヌ的傾向」についても、もしかしたら遺伝子上の問題があるかもしれません。

人間は、宇宙人によって遺伝子操作を受けている、という説を聞いたことがあるでしょうか?

かつて、宇宙人が地球にやってきて、そこで生活をしていくための家畜として、地球に住む生物を遺伝子操作してつくったのが人間だという説です。

シュメール文献の研究家=セガリア・シッチン氏により発表され大きな反響を呼んだ後、ドランヴァロ・メルキゼデクさん、トム・ケニオンさんなど多くのチャネラーがそれをさらに掘り下げた情報を伝えています。

「トンデモ系」の話ではありますが、一方で相当数の支持を集めている説でもあります。

 

ヒトというのは、ホモ・サピエンスだけではありませんでした。

ネアンデルタール人とかローデシア人とか、北京原人やジャワ原人だとか、たくさんのヒトがいたけれど、生き残ったのはホモ・サピエンスだけなんです。

何か「特別なこと」が起こったとみるほうが自然でしょう。

現段階では科学的に確認ができるものではないけれど、それなりに多くの人が「遺伝子操作説」に真実性を感じているということは、少なくとも「深層心理上の何か」がそこにあると思っています。

こんなことを書くのも、このところ個人セッション等で、このテーマの話になることがしばしばあり、とりあえずその要因──自分を卑屈にすることによって生き延びようとする要因を除去するというエネルギーワークをすることが少なくないためです。

遺伝プログラムというのは、たいていは遺伝子のオンとオフの組み合わせからできており、もしそれが操作されたのであれば、逆に操作をして修復することも可能なはずです。

それを物理次元ではなく、エネルギー次元で行うわけです。

この手の話は、世の中の全員に受け入れられる話ではないし、ぼくも試験的に行っている段階なので、「100%まかせてください」というわけにはいきませんが、ご関心のある方にのみ、期間限定でシェアさせていただくことにしました。

 

【体験談のご紹介】

このプログラムを公開するきっかけをつくってくださった AS さん。

目上の人や、立場が上の人を前にすると、必要以上にその人を崇拝してしまう傾向があったとのことでした。

病院にお勤めなのですが、そこのドクターに対してもそんな感覚があって、自然な態度で接するのがむずかしく、そういう感じは先方にも伝わるから、たぶんドクターの側でもやりにくいだろうな、という自覚もあったそうです。

それが、このエネルギーワークをしたら、まもなくドクターの側からフランクに話しかけてもらえるようになった、とのことです^^

もうおひとりは、このところ年に1回か2回、節目節目でセッションにいらしてくださる YM さん。

今回のキャンペーンに関心をもって、エネルギーワークを受けたらば、
「自分に自信がもてない」というメインテーマについてブロックがはずれた感覚があり、それに伴って、仕事、人間関係、毎日の瞑想……と芋づる式にステージが変わり始めている、といううれしいご報告をいただいています。

★期間限定につき、募集終了しました

オメガ(卑屈)ファクターの除去」への1件のフィードバック

  1. 長谷川浩二 より:

    オメガファクターの除去の手順についてお尋ねします。

    ・受ける側が、障害となる状況などを思い出す、または、表現するなどをして、表面化したものに対してアプローチをされるのでしょうか。

    ・また、除去することによって、自分自身に変化が起こったとしても、今まで通りの考え方や行動の癖によって、元に戻ってしまうこともあるのでしょうか。

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